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土地や空き家を持ち続けるコストを徹底解説
【固定資産税が高い?】
土地や空き家を持ち続けるコストを徹底解説

「使わない土地を持ち続けているけど、売るべきか迷っている」
こうした声をよく耳にします。実は、不動産を所有し続けることには毎年の固定資産税や管理費用といった“隠れたコスト”がかかっており、それが家計を圧迫する原因になるケースも少なくありません。
この記事では、土地や空き家を持ち続けた場合にかかるコストを整理し、「売却・賃貸・活用」と比較したうえでの判断材料をわかりやすく解説します。
1. 固定資産税とは?空き家や土地にも毎年課税される
不動産を所有している限り、毎年必ずかかるのが「固定資産税」です。
- 課税対象:土地・建物(家屋)
- 税額の目安:固定資産税評価額 × 1.4%(標準税率)
- 都市計画税:市街化区域の場合はさらに0.3%上乗せ
たとえば、固定資産税評価額が 1,000万円の空き家 なら、
固定資産税:約14万円/年
都市計画税:約3万円/年
合計:約17万円/年
となります。
使っていない家でも、所有しているだけでこれだけのコストが発生するのです。
2. 空き家・土地を持ち続ける「隠れコスト」
固定資産税以外にも、実際には次のような費用がかかります。
(1)維持・管理費用
- 草刈りや庭木の剪定:年間3〜5万円
- 定期的な清掃や換気:1〜2万円
- 屋根・外壁の点検・修繕:10万円〜数十万円(数年ごと)
- 水道光熱費: 年間2〜5万円
特に空き家の場合、人が住んでいないため劣化が早く進み、放置すれば修繕費が膨らみます。
(2)保険料
火災保険・地震保険を継続していれば、年間数万円の支払いが必要です。
空き家は居住中よりもリスクが高いため、保険料が割高になることもあります。
(3)防犯・防災対策
放置された空き家は、不法侵入や放火のリスクがあります。フェンスの設置やセキュリティ対策でさらに費用がかかる場合もあります。
3. 「空き家対策特別措置法」による固定資産税の増額リスク
2015年に施行された「空き家対策特別措置法」により、
倒壊の危険や景観を損なう管理不全の空き家は「特定空家」に指定される可能性があります。
-
特定空家に指定されると…
→ これまで適用されていた「住宅用地の特例(固定資産税が最大1/6に軽減)」がなくなる
→ 固定資産税が 最大6倍 に跳ね上がる
つまり、「使わないから放置しておけばいい」という考え方は、将来的に大きな負担増につながるのです。
4. 所有し続ける vs 売却・賃貸・活用の比較
では、空き家や土地をそのまま持ち続けるのと、売却や賃貸などに踏み切るのではどちらが良いのでしょうか?比較してみましょう。
| 選択肢 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 持ち続ける | 相続財産として保持できる/将来の活用余地あり | 固定資産税や維持費がかかる/特定空家に指定されるリスク |
| 売却する | 維持費ゼロになる/売却益を老後資金にできる | 思い出の家を手放す心理的負担/タイミング次第で価格が下がる |
| 賃貸に出す | 家賃収入を得られる/社会的に有効活用 | リフォーム費用が必要/入居者トラブル・空室リスク |
| 活用する(セカンドハウスや民泊等) | 自分や家族で利用可能/新たな収益源にできる可能性 | 初期投資が必要/継続的な管理が必須 |
特に 高齢になって空き家や土地を維持するのは大きな負担 です。売却して資金に変える、あるいは賃貸に出して収益化する方が、現実的な選択になるケースも多く見られます。
5. 判断のポイント
-
年間コストを計算してみる
固定資産税・維持管理費・修繕費を合算すると、数十万円規模の出費になっていることが多いです。
-
家族構成・ライフプランを考える
将来住む予定がなければ、売却や賃貸を検討する方が合理的です。
-
税制優遇を活用する
住居を売却する場合は「3,000万円特別控除」などの税制特例を利用できる可能性があります。
まとめ
土地や空き家を持ち続けることは、固定資産税だけでなく、管理・修繕・保険など多くのコストがかかります。さらに、管理不全によって「特定空家」に指定されれば、税負担が一気に増えるリスクもあります。
一方、売却すれば維持コストがゼロになり、まとまった資金を手に入れることができます。賃貸に出すことで収益化も可能ですが、リフォームや管理の負担が伴います。
「持ち続ける」「売却する」「貸す」 —— どの選択肢がご自身やご家族に合うのかを、年間コストとライフプランを踏まえて判断することが重要です。
「固定資産税が高い」と感じたら、それは見直しのサインかもしれません。
まずは一度、信頼できる不動産会社に相談してみてはいかがでしょうか。
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